特殊神事
御神馬奉納神事『県指定とちぎのまつり百選』
秋祭に御神馬を奉納する神事で、江戸時代末期頃には行われ今も続いている古い祭りであります。この祭りは、氏子の7区域が順に当番を受持ち当屋を定め行うもの。祭りの内容は、当屋より先頭に氏子が猿田彦(天狗さま)に扮装し、おかめ、ひょっとこ、御神馬、真榊、当屋の主人、神輿、宮司、氏子総代、氏子達が行列をつくり、途中祝い餅を撒きながら天満宮に向かう。到着後、御神馬が社殿を3回駆け巡り終り次第、社殿正面で御神馬奉納の儀式が執り行われる。
願掛け撫で牛
天神様のお使い願掛け撫で牛
天神信仰の中でも、天神さまと牛とは切っても切れないものがあり、古くより様々な縁起・伝承を見ることが出来ます。 道真公は承和十二年六月二十五日乙丑の年に、ご生誕になり、延喜三年二月二十五日の丑の日に薨ぜられ、また「菅家聖廟略伝」には、菅公自ら遺言をされ、「自分の遺骸を牛にのせて人にひかせずに、その牛の行くところにとどめよ」とあり、その牛は、黙々と東に歩いて安楽寺四堂のほとりで動かなくなり、そこを御墓所と定めた、と書かれています。 ほかにも、天神さまと牛との関わりについて数多く見られ、道真公がいかに深く牛を慈しんでいたかも窺われます。 このようなことから当神社の境内には石造りの臥牛があり、牛の角をなでていく方、手を合わせていく方、鼻が悪いといって鼻をなで、足が悪いのでと足をなでていく方、・・・・・と多くの方々から「撫で牛」として信仰されています。
年間行事<恒例行事>
【1月】
1月 1日~1月31日 新春特別祈願祭 『合格祈願・学業成就・家内安全・厄除開運』その他、各種祈願
1月25日 初天神祭 『合格祈願・学業成就』
1月中旬~3月中旬 天神梅まつり『早咲・本咲・遅咲』
※天満宮の梅は早咲・本咲・遅咲が百本余り有り、期間中は梅の香りが楽しめます。
【2月】
2月 3日 節分祭・節分講社祭 『厄除祈願・除災招福・家内安全』※福撒き有り
2月 第4日曜日 祈年祭 『太々神楽奉納(正午より)』※福撒き有り
【4月】
4月 1日 勧学祭 『合格祈願・学業成就』
4月 3日 神武祭
【6月】
6月中旬~7月中旬 夏詣・あじさい祭
※天満宮では、様々な種類のあじさいが境内に咲き参拝者の心を和ませます。
6月25日 菅原道真公ご生誕祭
6月30日 夏越の大祓『茅の輪くぐり神事』
【7月】
7月 7日 前後の日曜日 七夕まつり
7月22日 祇園祭
※境内に咲く祇園草(正式名称:ヒオウギ)
【10月】
10月 1日~11月30日 七五三詣祈願祭
【11月】
11月 1日~23日 菊花展
11月23日 秋季大祭 『栃木のまつり100選』
*太々神楽奉納(福撒き有り)・御神馬奉納神事・子供相撲大会・農産物直売会
※5年に1度の特別企画『お稚児行列』
11月25日 例大祭
【12月】
12月25日 古神札焚上祭
12月31日 年越の大祓『茅の輪くぐり神事』
◆月次祭 毎月 1日、15日
◆縁日祭 毎月25日
この他、国の祝祭日